السلام عليكم
ネットでこんな記事を読みました。
「イマドキの中学英語の教科書は「This is a pen.」で始まらない」
中学英語と言えば「This is a pen」とか「This is an apple」とか、およそ使いそうにない英文を習うのが常だと思っていましたがが、最近は変わってきているようです。
【池上】安心していいのは、その手の「怪しげな文章」が、今の教科書には出てこないことです。同じペンでも、生徒とBaker先生とのやり取りに、こういうかたちで出てきます。
Ms. Baker, this is your pen.
Oh, yes. That’s my pen.
Here you are.
Thank you.
You’re welcome.
〈東京書籍1 30ページ〉
何となく普通の会話っぽくなっていて実用的になったということですかね?
「This is a pen」とか「This is an apple」でも大して変わらないような気もするけど、
これをアラビア語にしてみましょう。
السيد باكار, دا قلمك (アッサイエダ ベーカー、ダ アラマック)
أيوه, دا قلمي(アイワ、 ダ アラミー)
تفضل(タファッダル)
شكراً(シュクラン)
عفواً(アフワン)
こんなのありました。これもアラビア語にしてみましょう。
Erika, how are you today?
Not so good.
What’s wrong?
I have a headache.
Take this medicine, and take a rest.
Thank you, Dad.
إريكا, اِزّيّك النهارده؟(エリカ イッザイイック インナハルダ?)
مش كويسة(ミシュ クワイエサ)
مالك؟(マーリック?)
عندي صداع(アンディ スダーア)
بتجد الدوا, سلامتك(ビティフッド イッダワー、 サラーミック)
شكراً بابا(シュクラン ババ)
ちなみに私が習っているエジプシャンアンミーヤでは、初めの方はやたら親族紹介の文章ばかり練習しました。
エジプトではそれほどに親族紹介が大切なのだろうか?と思いましたがどうなんでしょうね。
エジプト旅行にカイロで買ったエジプシャンアンミーヤのテキストがこちら。
こっちはこっちで、やたらと「あなたは何人ですか?」と出身国を聞く会話が多いです。
こういう外国語学習向けのテキストの例文って、どういうのが良いのでしょうね?
文法を学ぶのなら、昔の日本の英語の教科書みたいに、およそ実用しなさそうな文章でも、文法の基本から勉強するのが良いのかな?
でも言語は使ってナンボだと思うので、実用的なフレーズを学んで実際に使ってみるのが良いようにも思います。
エジプシャンアンミーヤも、色々単語とかフレーズを覚えてきた今だからこそ、文法を学んでも意味がわかるのかも。
最初から文法を教えられていたら挫折していたかもしれません。
文法つまらないですものね。
ウチの息子さんは小学校低学年から英語を習っているのですが、話せるようになっているのかな?
少なくともエジプト旅行ではその実力を垣間見ることは出来ませんでした。
日本人は中学校~大学まで、10年ちかく英語を勉強しているので話せるようにならないと言われますが、中学英語教科書の内容が変わってきたのも、そのあたりのことを考えてのことなのでしょうか?
これから日本語だけでは厳しいだろうから、最低英語、+αで何か外国語が出来ると良いのだろうな。。。
あるいはポケトークとか機械翻訳が進歩して、余程専門的に言語を学ぼうという人以外は、外国語なんて勉強しなくても良くなるとか?
何にせよ今はアラビア語を勉強して、またアラビア語圏へ旅行して現地の人とお話したいなぁと思う毎日です。